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島の風が恋しくなったら

西表島の風に乗せて カヌークラブぱいしぃず日々の記録帳

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③Milford Sound
1dayシーカヤック 後編 □■ 風を掴まえろ ■□


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*途中からご覧の方へ最初の記事はコチラです→◎
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あぁもう なんか興奮しちゃって自分を静めるのがたいへんです。
画像なんてほとんど手ブレしてました。

マイターピークは標高1682m。
海面からそそりたつ山としては世界一の高さだという。
100209s (48)
とがった頂が雲を刺している。
単独峰みたいに感じるけれど奥にいくつか峰が連なった連山らしい。
カヤックではそこまで行く時間はとれないがクルーズ船は奥まで進みタスマン海へ出る様子だ。

で、この尖った急斜面、まさかとは思ったけどやっぱ登る人いるのですね。
登れるんですって。


我々はマイターピークの向かいにある東側の谷沿いを漕ぎ進むのだが
100209s (65)
この崖、すごい高さがあって 岸によって上まで見上げようとするとカヤックがひっくり返ってしまう。
急勾配なので 晴れて乾いた日が続いたあとの大雨では落石どころか木のなだれがおきるそうだ。

ちなみにこの入江、深いところでは330mに達するそうです。
もう私には想像できない造りです!フィヨルドすごいな。



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ところでここミルフォードサウンドは世界で最も雨の多い地域のひとつで
年間平均降水量は6500mmとDOCに説明が貼ってあった。
参考までに東京は1400mm、西表島の場合は2200mmくらいだろうか。
この辺これだけの高い山が海のそばにあれば湿った空気が山を一気に駆け上がって雨もよく降るだろう。
この山に水分を落としたあとの乾燥した風が東に吹いて
Te Anauの町なんかは1200mm程度の降水量なのだそうだ。

わかりやすく言うと
石垣島は晴れているのになぜか必ず西表島上空は雲で覆われている現象みたいなものだ。
ツアーのお迎え時、雨のパラつく西表島で「石垣は晴れていたのに・・」とゲストがつぶやく
・・・そんな感じ?ちょっと違うか。

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さてマイターピークの向かいにある手頃な浜辺に上陸。ランチタイムだ。
100209s (66)
興奮するとエネルギーをかなり使うのだろう、
カヤックに乗って5分もしないうちにお腹がぐぅぐぅ鳴っていたのでガツガツ食べてしまった。
サンドイッチ、クラッカー、チーズにコーンフレークスを固めたようなケーキと果物。
そして暖かい飲み物で一服した。幸せだ。


こちらがガイド、ジェミー(ジミーかもしれない)。関西で英語を教えていたこともあるそうだ。
100209s (79)
漕ぐ姿もかっこよくいろんな意味で技術の高いナイスガイドだった。
このショップのカヤックツアーでは色々な点で勉強になる事が多かったように思う。

浜を出発する頃には海からの風が強くなってきた。
100209s (83)
当初出遅れ気味だった初心者の組もこの頃には頑張って風の中を漕いでいる。

西表島のツアーでも、エイベルタスマンでも感じた事だが欧米系は初心者であってもとてもよく漕ぐ。
体力、体格もあるのだろうが 体を使うことに小さい頃から慣れているのでないだろうか。
平均的な日本人の初心者と比べると その差は大きい。

海外のアウトドアツアーに参加するアジア人はどう思われているのだろうか・・。
今回、英語もロクに話せない上に日本人だという我々の予約にガイド達もアチャーと思ったことだろう。



さて入江を横切ってマイターピーク側のY字ラインの下を狙えと言われていたのでそこから
風を背に受けて悠々とサーフィンで帰るのだろうとガシガシ漕いで行くとSTOPがかかった。

ラフトアップ!
えー 休憩するの?と思いきや・・・
大きな布が出てきてジェミーが指示している。

こういうことなんですね。
100209s (85)
風を利用してセイリングで帰る。

落ち着いて周りを見回すとどのチームも帆をはっているではないか。
100209s (91)
これがここでのお決まりのパターンのようだ。
フィヨルドの入江に小さな帆船がいくつか浮かんでいるような景色だった。

ゴールが近づくと風あたりも弱くなってしまって
あーぁ。とうとうしぼんじゃった。
100209s (89)


漕ぐ距離は10kmにも満たなかったと思う。海に浮かんでいた時間は3時間もなかった。
まったく漕ぎ足りなく もっともっと漕ぎたい気持ちはあったが、
それでも素晴らしいカヤック体験だった。充実していた。
この美しい景色を毎日見られる仕事がうらやましい。

西表島の暖かい海とはまったく違う魅力に満ち溢れた海だった。
またぜひフィヨルドランドは訪ねてみたい場所のひとつとなった。
必ずまた 漕ぎにいくことでしょう。


続く

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